CentOS7のサポート終了に伴うリポジトリのVaultサイト変更要領

先日、データベースへのアクセスエラーで当ブログにアクセスできなくなった際に色々と対処した内の1つにリポジトリ設定ファイルの変更を実施しました。(直接的な原因ではないですが…)

CentOS7が公式のブログにもあるように2024年6月30日でメンテナンス終了しました。
それに伴い、アップデート公開もされなくなり、標準リポジトリ及びミラーサイトもパッケージ提供が停止され、Vaultサイトにアーカイブされます。

dnfまたはyumのリポジトリ設定を変更しなければエラーとなります。

まずは、リポジトリファイルをバックアップします。

「CentOS-Base.repo.bak」としていますが、名前は任意です。

次にリポジトリ設定ファイルを変更します。

上記、ファイル内容は変更後なのでそのままコピペしても問題ありません。
具体的には、mirrorlist行をコメントアウトまたは削除し、baseurl行の参照先サーバを「vault.centos.org」に修正します。

YUMパッケージ情報のキャッシュを削除します。

YUMリポジトリのリストを表示するコマンドで正常に機能しているか確認します。

他のリポジトリも混在していますが、リポジトリー名一覧の「CentOS-7」の3つ(Base、Extras、Updates)が認識され、状態列に利用可能なパッケージ数が表示されていれば使用可能です。

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